ITを活用する理由

こんにちは

株式会社JAMPSの設備担当の八百です。

本日は、私たちがITを農業で利用する理由の1つをお伝えします。

「メモを出して考えている風男子」の写真[モデル:藤沢篤]

 

農業参入する企業の多くの栽培担当者は農業未経験者です。

その方と私たち(栽培指導者)とのコミュニケーションの円滑化のために

私たちはITを使っています。

つまり数字を活用することで共通言語化を図っています。

 

例えば、

「土は湿っていますか??」

と聞いたところで、「湿っている」「乾いている」は

人によって評価が異なります。

「どれくらい潅水していますか??」

と聞いたところで「たくさん」「すくない」も

人によって評価が異なります。

 

私たちも毎日、農業参入企業様の圃場にいるわけではいので、

この状態に対して、認識の違いが生まれてしまうと、

間違った判断をしてしまうことがあります。

 

そのため、数字で会話をし、記録してもらうことで、

私たち(栽培指導者)が判断し、次に行う内容を

正しく伝えることができます。

また、その流れを記録することで、来年の栽培に活かせるデータとなります。

「去年はこの時期こうしたので、今年はこうしていきましょう!」

などですね。

 

もちろん、栽培においてもっとも重要なことは、

今生きている植物の状態をもとに判断することで、

数字はあくまで、その状態を作った・作っている外部環境を

整理するための手段です。

 

その他の理由に関しても、また紹介させていただきます。